9㎜ パラベラムバレットのギタリスト、滝さんを襲うジストニアって?

今、もっとも好きなバンドは?
と聞かれたら迷わずキューミリパラベラムバレット!と答えます。

自分は、親から演歌・歌謡曲ばかり聞かされて
育ったのでそれらの歌はいわば
「ソウル・ミュージック」といっても
過言ではないかもしれません。

その歌謡曲に似てるんですよね、歌が。

そこに自分の大好きな「超ハードな演奏」
が組み合わさりこれを気に入らない訳がない!
てな感じで虜になりました。

もう車内はヘビロテで「キューミリ」が
エンリピされてます。今風の言葉を並べてみました。

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出会いは「ベルセルク」

自分が初めて「キューミリ」と出会ったのは
あれは確か去年の夏に
「ベルセルク」のアニメを見てたとき。

それの主題歌
「インフェルノ」「サクリファイス」
を初めて聴いたとき、当時、というか人生ずっと
バリッバリのハードなバンド(とモモクロw)
しか聴く耳持たなかった自分は
「演奏はカッコいいのになんてゆるい歌なんだ!」
と全く受け付けなかったんですよね。

ですがテレビシリーズだと
主題歌は嫌でも聴き続けなければならないですよね。
だから、って訳じゃないんだけど
聴き続ける内にハマっていってしまったわけですよ。

テーマはジストニア

と、馴れ初めはどうでもいいですね。

先日、キューミリのツアーがあると発表されて
行こうかなあ?と思って見ていると
「滝 出演予定」とか書いてあるんですよね。

なんかバンドにありがちな
ソロプロジェクトと被ったか?とか
思ったんですが「ジストニア」とあるんですよね。

病気じゃねーか!しかもあんま馴染みがない。
ジフテリアとかクラミジアなら知ってるけどジストニア。

なんとなく錐体外路系の不随意運動とか?
そんなんじゃなかったっけ(適当)

ジストニアとは

dystniaは、中枢神経系の障害による不随意で持続的な筋収縮にかかわる運動障害の総称。
姿勢異常や、全身あるいは身体の一部が捻れたり硬直、痙攣といった症状が起きる。

◎特徴として

・常同性 
患者毎に同じパターンで症状が出る、ってこと。

・動作特異性 
ある動作をしようとすると症状が出る、
ということ。
例えば書痙では、字を書く時だけ痙攣が起きる。
似たものに職業性ジストニアがある。
ギタリストのジストニアはこれだろうか。

・オーバーフロー現象 
ある動作を行う際、関係ない筋が不随意に収縮する現象。

・フリップフロップ現象 
症状があるきっかけで急に増悪したり軽快する現象。

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ジストニアの種類

  • 原因不明のものを原発性ジストニア、
    または一次性ジストニア、
    遺伝性ジストニアともいう。
  • 原因があるものを二次性ジストニア、
  • 薬が原因のものを薬剤性ジストニア、
  • ストレス性のものを心因性ジストニアという

二次性ジストニアの原因として
同じ動作の反復を高頻度で行うなど。

治療法

薬、痙性斜頸と同じボツリヌス療法、手術療法、
神経ブロック、バクロフェン療法、鍼灸治療

が効果があります。
バクロフェンってのは知らないけど
ボツリヌス菌は知ってますよ。

一滴分のボツリヌス菌で東京都民を
全滅させるほどの猛毒だって。

そんなんを注射するんですからね。こわっ!

 

そして・・・鍼灸治療!?

まあ確かに職業性のジストニアは
原因はオーバーユースでしょ?
なら治るんじゃねぇの?とは思いますが、
何せ診たことがないので余計なことは言えません。

あと、程度の軽いものならみてみるけど
ジストニアとは関係ないですが不随意運動
ということでアテトーゼを起こしてるようなのは厳しいかな、と思います。

滝さんのコメント

2年前に発表されたコメントですが。

滝です。今年の中頃あたりから腕の不調により、ライブを中断したりキャンセルしたり、時間を短くしてしまったりと多くの方にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいました。改めて申し訳ありませんでした。

腕の状態ですが、野音の後に行った病院の検査ではジストニアの疑いがあるとの事でした。
自分でも、腕や指が動くのか動かないのかも、いまいち解りませんでしたし、そういった事のストレスも重なり続けて体調を大きく崩したりもしました。

それからはシンセサイザーを導入してライブ活動をしばらく続けましたが、ツアーが進むにつれ、だんだん落ち込んでいってしまうような有様で、私の周りのみんなからも、一度休んだ方がいいんじゃないかという助言を沢山頂きまして、散々悩んだ結果、9mmでのライブ活動を一旦控えさせていただく事を決めました。

脱退とか活動休止とかではないので何とも伝え辛いのですが、9mmというバンドはやります。
曲も作りますし、レコーディングもします。ただ、現状で人前に出て、9mmという看板を背負ってギターを弾くという責任を負えないなあ、という気持ちです。
むしろ、9mmでやろうと思って作ったのに出せてない曲がまだまだ山積みなので、それはやらないと気がすまないぞ、という気持ちでもあります。

ギターもちゃんと普通に弾けるはずだと信じていますので、簡単な事から始めて、いけそうな気配がしてきたらまた少しずつ復帰させてもらえればいいなと思います。
とりあえず、コピーバンドとか、気楽な感じのバンドとか、力まずにできる現場から始めていって、それを心身のリハビリとして前に進めたら近道なのかなと思っていますので、よろしくお願いします。

出典:natalie.mu

「ジストニアの疑いがある」んですね。
また、
「腕や指が動くのか動かないのかわからない」
とあるので思い通りに動かなかったり、
または勝手に動いたりするのでしょうか。

いずれにせよ深刻みたいですね。
自分もアマチュアですがステージに立った事が
ありますので多少は気持ちがわかる、
なんて言ったら失礼になるかな?

けど人前で手や足が動かなくなったら、
と考えると恐ろしくなります。

まとめ。

中枢神経系の病気ですが職業性のジストニア
の場合多分に末梢神経の異常も含まれると感じます。

それこそ医者に行ったけど治らなかったのが
マッサージとか鍼してたら良くなった、
なんてパターンになりそうだけどなあ。

ただ、全て憶測の話なんで。

普通に考えたら中枢神経系の異常とか
直接治療できないって点ですでに
対症療法でしかないですからね。

エラそうなことは言えないっす。

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