米ギブソンが経営破綻!?レスポールやあのギターたちはどうなる?

ギターと言えば?ギブソン!

自分のようなメタル野郎にとっても
ギブソンは一目置くギターブランドです。

レスポール、フライングV、エクスプローラー、
SG、などなど。
時代を作った名器たちが名を連ねます。

自分もレスポールは一本持ってます。
重くて弾きづらいけどカッコいいし愛着のある一本です。

そんな世界的メーカーが経営破綻に。
一体なぜ?

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公式な理由は「無理な経営の多角化」

ギブソン・ブランズは5月1日、
日本の民事再生法にあたる
米連邦破産法第11章の適応を申請しました。

その負債額は日本円で約550億円。

 

ギブソンは全世界のエレキギター市場の
20%以上のシェアを持ち、
かつ高級ギター市場に限れば
実に40%以上のシェアに達します。

では、なぜ・・・

M&Aとは

merger & acquisition の略であり
企業の合併・吸収という意味です。

2013年にギブソン・ギターから
ギブソン・ブランズに社名を変更している
(知らなかった)んですがその頃からM&Aが盛んになっています。

提携・買収をすることでただのギター製造会社
からの脱却を図ったようです。

  • 2012年オンキョーと業務提携
  • 2013年TEACを傘下に収める
  • 2014年フィリップス傘下WOOX Innovationsを148億円で買収

ですがそのことごとくが失敗に終わり
ギブソンブランズは弱体化し、
巨額の負債だけが残る、とまあよくある破産話となったわけです。

結果的にアンプすら
いいやつが作れないんだから黙ってギターだけ
作ってりゃよかったのにね、となってしまったわけです。

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自分が聴いてきたギブソン愛用者

プレスリーにジョンレノンに・・・
なんてところは知らないですが
自分が大好きなギタリストもたくさん使ってます。

レスポール使ってる人

ジェイムズ・ヘットフィールド(メタリカ)、マーティ・フリードマン(メガデス)、ジョン・ノトヴェイト(ディセクション)、ビル・ステアー(ナパームデス、カーカス)、スラッシュ(ガンズ)、パタ(X)

フライングV使ってる人

ジェイムズ・ヘットフィールド(メタリカ)、ランディ・ローズ(オジー・オズボーン)、マイケル・ヴァイカート(ハロウィン)、miwa

エクスプローラー使ってる人

ジェイムズ・ヘットフィールド(メタリカ)

SG使ってる人

トニー・アイオミ(ブラックサバス)、マックス・カヴァレラ(セパルトゥラ、ソウルフライ)

等々。
自分の音楽の好みがバレてしまいますね。

ジェイムズのギターなんかはほとんど
ESPですがたまにギブソンも使ってるということで。

これからのギブソン

留任するギブソンのCEOは
不採算事業からは撤退し、
主力の楽器事業を推し進めていくと
明言しています。

実際、ギブソンのギターは80カ国以上で
年間約17万本販売されており、
特にエレキギターは前年比11%増の
約134億円も売り上げ、ギター市場は確実に拡大しています。

ライバルであるフェンダー社も、
若年層の開拓やギター講座を充実させたり
といった顧客のニーズに合わせた戦略で売り上げを伸ばしています。

実際、自分が今一番欲しいギターは
フェンダーのテレキャスターです
(おっさんになったなあ)。

今所有しているのが
レスポールとジャクソンのキングVなんで、
座って弾きやすいギターが欲しいな、と笑

まとめ。

経営破綻と言っても
つぶれて無くなる訳じゃないんですね。

アタシゃあてっきり
今後ギブソンのギターが欲しかったら
「ギバチャン」のギター買うしかなくなるんかなーと思ったわ。

知ってます?ギバチャン。
ギブソンのなんちゃって品。

 

もう10なん年か前に一緒にバンドをしてて、
とある楽器メーカーに勤めてた蟹喰放題氏が
「最近のギブソンは品質が低下してる。
 アメリカの工場でオッサン達が
 適当に作ってるからね」
なんて言ってたのを聞いたことがあります。

これから経営を建て直していくには
そういった声も払拭していく必要がありそうですね。

 

「ギターの時代は終わった」

なんて言う輩が出てきだした昨今、
シーケンサー頼りの打ち込みばかりの
つまらない音楽ばかりで満足なのか?
とモミ夫は問いたいです。

やはり人間が、本気で演奏しているもの
に惹かれるけどなあ。

何かこう、伝わるものがないんですよね。
ペラペラというか。ぜんっぜんつまんない。

それが古いってことなんですかね。
でもね、いいんです。
古くても「いいものは、いい!」と
言える自分でありたいです。

と、とりあえずこのブログを見ているアナタ!
昔、スラッシュ四天王と呼ばれる
バンドたちがいましてね・・・つゞくかも。

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