最近、夜中にやたらと眩しい車が多くないですか?
確かにヘッドライト自体の性能も良くなって
先日、義父のプリウスαを運転させてもらった時
(↑例のパンク騒ぎのときね)
これはよく見えるな、と思ったほどです。
が、そんなことを言いたい訳ではないんですよ。
「明らかにハイビームじゃんか、オマエ!」
って人、多すぎですよね。
ったく、最近のドライバーはマナーがなっとらん!
とブツブツ言ってたらなんと、
夜間走行時は原則ハイビーム!
つまりハイビーム走行は義務!
なっとらんのは自分だった!というオチ。
ハイビーム=走行用前照灯
ちなみにロービームはすれ違い用前照灯。
そのような正式名称が付けられたビームたち。
いやー。
知らなかったなあ汗
すれ違うたびにカチカチカチカチ
操作しないといけないってことでしょ?
都会に住んでる皆さんは交通量が多いだろうから
ほぼロービームでオーケイでしょうけど
我々田舎モンはいつも交通量がまばらだから?
結構操作が忙しくなりそう。
以下にその法律を載せてみました。
減光等義務違反
他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。
うん、わかりずらい。
つまり、他の車とすれ違うとき
灯火=ライトを消したり弱くしたりといった
操作をしないといけませんよ、ということ。
ハイビームにしないといけません、
とは書いてないですが察しなさいってこと?
まわりくどいなあ。
しかもコレ、守らないと「減光等義務違反」
の反則になり
大型車で7千円、普通車・二輪車で6千円、
それ以外で5千円の罰金が。
さらに支払いをしらばっくれてると
5万円以下の罰金が課せられることも。
踏んだり蹴ったりだな。
ハイビームの効果
実際のところ、自分は高速道路や
見通しの悪い山道でハイビームを使うものと
思っておりました。
ハイビームの照射範囲は100mと、圧倒的。
40mのロービームとは実に60mもの差。
見通しの悪い山道や制動距離の長い高速道路では
ハイビームがよさそうですね。
では、障害物を視認してから
そこに到達するまでの時間を考えてみましょう。
時速60㎞/hで走っている場合
1秒間に約17m進みます。
障害物を視認してから到達するまでの時間は
視認40mのロービームの場合、約2秒。
視認100mのハイビームの場合、約5秒。
それに制動距離なんかが加わると
60㎞でもロービームの場合結構ギリかも。
これはちょっと考えさせられますね。
まとめ。
しかしながらハイビームが眩しいことは
変わりませんし、
先ほど触れた法律でもすれ違い時に
減光しないのは反則にあたるわけだし。
ホントみなさん、減光しましょうね?
おっさんの弱ってきた眼力には
強力なライトはほんとに堪えるんですから。
便利な道具は、ルールを守って
楽しく、安全に使いましょう。