トヨタ・センチュリーが
21年ぶりにフルモデルチェンジ!
とは言ったものの、
センチュリーって馴染みがないですよね。
乗ってる人も皇室御用達ってのと
ダウンタウンの浜ちゃんぐらいしか知りません。
そこでセンチュリーとはどのような車で、
どういうスペックを持っているのか調べてみます。
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トヨタの最高級セダン
トヨタの最高級は
セルシオだと思ってました(現行モデルなし)
センチュリーとはトヨタグループの創始者
豊田佐吉さんの生誕100周年を記念して
発売された車だそう。
セルシオの2006年最終型の最高スペックの
価格が1,000万円超に対し
2018年6月22日にモデルチェンジした
センチュリーの価格は1,960万円。
↑セルシオV430-R。30台愛知限定1,058.4万円。
高い。
先代モデルが約1254万円なので
じつに1.5倍強の値上がり。
強気~。
でも世界のトヨタの最高級モデルだから
それぐらいあっても、ね。
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贅を尽くしたこだわりの装備
三代目センチュリーの開発テーマは
「継承と進化」。
ちなみに冒頭で21年ぶりと記しましたが
それは2代目から現行3代目の期間で、
初代から2代目までは実に30年という
長期間、モデルチェンジが無かったそう。
何を継承し、どこが進化したのか
◎継承
- ボディカラー表記が和名。神威、精華、摩周、そして飛鳥。なんのこっちゃ。塗装の工程は7層にも及び、漆塗りを参考に水研ぎ、鏡面仕上げが施されている
- 日本の伝統技法、デザインを随所に取り入れる。例えばサイドボディにあしらわれた几帳面と呼ばれる平安時代の屏障具の面処理、鳳凰のエムブレムは匠が一か月半かけて金型を手彫りし、その鳳凰の周りのフロントグリルには七宝模様と呼ばれる伝統模様が配置され、本牧オーナメントで前後席の空間を区切り、居室の天井には折り上げ天井様式が採用されその模様は卍を組み合わせた沙綾形崩し柄となっています。うん、全て聞いたことないね。
- プラットフォームやパワートレインは最新のものではなく、共に4代目レクサスLSのものをセンチュリー仕様にリファインされたもの。その理由は、『センチュリーは何があっても壊れることが許されないため、信頼と実績のあるユニットが採用された』と。
↑手彫り
↑七宝模様
↑沙綾形崩し柄
◎進化
- ハイブリッド化し、燃費と環境性能がアップ
- もちろん、最新の安全装備、Toyota Safety Senseを搭載。さらにDCM車載器によりT-connectに繋がり万が一のトラブルにも迅速に対応
- 無段階調整機能付き電動オットマン、左後席のみだがエアーマッサージ機能付きの電動リアシートを採用
- 11.6インチリヤシートエンターテイメントシステム、12chオーディオアンプに20個のスピーカーが最適配置され、さらに匠が徹底的な防音対策を施し、加えアクティブノイズコントロールを搭載した圧倒的な静音化室内空間で最高に臨場感あふれるエンターテイメント空間が実現されます
↑オットマン
↑リヤエンターテイメント
まとめ。
値段といい、性能といい
まさにVIPのためのクルマですね。
道理で皇族や内閣総理大臣、
国賓などが乗るわけだ。
庶民には全くもって縁がない!
来世ではこんな車で送迎されるような人物になりたい(今世では無理っぽい)。
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