自衛隊のホントのところの戦力はいかほど?北朝鮮と戦って勝てるの?

最近の北朝鮮は妙に態度を軟化させて
何か裏がありそうな感じですが・・・

近隣諸国の緊張が高まると気になるのが
専守防衛を掲げた我らが自衛隊の戦闘能力。

基本的に攻防って守る方が難しいんですよね?

「攻撃は最大の防御」
なんて昔から言うようにあらゆる局面を
想定して防衛線を張るのは容易いことではないはず。

そこで世界と比べた自衛隊の戦力を
調査してみようかなと思いました。

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世界の軍事力ランキング

アメリカの軍事力評価機関に
グローバル・ファイヤーパワーというものがあります。

そこが、世界127カ国を対象に
ランキングを作成しています。

評価基準は兵器の量・質・種類、
資源力、兵士の数、核兵器の有無、
軍事同盟の有無などを総合的に見たものです。

それによると・・・

  1. アメリカ:0.0857
  2. ロシア:0.0929
  3. 中国:0.0945
  4. インド:0.1593
  5. フランス:0.1914
  6. イギリス:0.2131
  7. 日本:0.2137
  8. トルコ:0.2491
  9. ドイツ:0.2609
  10. エジプト:0.2676

・・・23.北朝鮮:0.4218

となっています。
国名の横の数字は軍事力指数で
意味はよくわからないのですが(オイ)
順位と比べると低い方が強いということがわかります。

この順位というのが何を基準としているのか
で若干変わるのですが大きな変動はない模様。

ただ、1位~3位はどのランキングを見ても揺るがないようです。

日本大健闘!の7位?

皆さん、日本が7位と聞いてどう思いました?

僕は「やるな、日本」と思いました。

なぜなら、上位の国は全て核保有国。
つまり、核を持たない国の中ではNo.1なのです。

軍隊も、徴兵制度も持たない、
何の資源もない国が並み居る強豪を抑え
7位ですよ。

まあ、何かあったらアメリカが
駆けつけてくれる、も含めてなんでしょうけど。

 

増々自衛隊の戦闘力が気になります。

ちなみに仮想敵国・北朝鮮は23位。
これは核を持ってない前提での順位ですので
実際核持ってたらもうちょい上かも、とのことです。

北朝鮮、よくパレードやPR動画で戦力を
映してますがその兵器は基本的に時代遅れで
古い、と専門家は言うそうです。

確かに、ミサイルとか子供が書いたロケット
みたいな形してますもんね。

ただそんなオモチャみたいな兵器を無差別に
打ち込まれて滅ぼされた日には
死んでも死にきれないですよね。

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自衛隊の戦力を見てみる

では、自衛隊がどれほどの戦力を保持し
世界からどう見られているのか、見てみましょう。

アジア随一の海上自衛隊

海外からは「Japanese Navy」などと
海軍呼ばわりされることがある、
アジアではトップクラスの組織である。

2017年(平成29年)3月31日現在の主たる戦力:護衛艦46隻(約22万5,000トン)、通常動力型潜水艦17隻(約5万,000トン)、機雷艦艇25隻(約2万6,000トン)、哨戒艦艇6隻(約1,000トン)、輸送艦艇11隻(約2万8,000トン)、補助艦艇29隻(約12万5,000トン)、航空機は、固定翼哨戒機73機(P-1 11機、P-3C 62機)、電子戦データ収集機(EP-3 5機)、画像データ収集機(OP-3C 5機)、哨戒ヘリコプター87機(SH-60J 35機、SH-60K 52機)、掃海・輸送ヘリコプター(MCH-101 10機)等を保有する。人員は、定員45,364人(現員42,136人 充足率92.9%)である。出典:ウィキペディア

と、まあこんな数字を見ても
ヨクワカラナイ
わけですが。

護衛艦というのは空母を持てない
自衛隊の保有する守備に特化した艦で
高い積載能力を持ち、高速航行が可能で
高性能のレーダー、迎撃装備を搭載している
「事実上の空母」とも呼ばれる船である。

また、潜水艦の性能もトップレベル。
よく潜れ、しかも静か。
さすがのジャパン・クオリティですね。


↑いずも

五本の指に入る航空自衛隊

海外からは「Japanese Air Force」などと
空軍呼ばわりされることがある、
世界でも屈指の組織である(既視感)。

2017年(平成29年)3月31日現在の主要装備:戦闘機がF-15J 201機(F-15運用国ではアメリカに次いで第2位の保有数である)、F-2 92機、F-4 52機、合計345機、7基地で12飛行隊を有している。偵察機がRF-4偵察機 13機。早期警戒機がE-2 13機、E-767 4機、合計17機。空中給油機がKC-767 4機、KC-130H 2機、合計6機。輸送機がC-1 17機、C-130 14機、合計31機。ヘリコプターがCH-47J 15機、UH-60J 45機合計60機余を保有している。その他、電子戦機がEC-1(電子戦訓練機)1機、YS-11EB(電子情報収集機)4機、YS-11EA(電子戦訓練機)2機、合計7機余。出典:ウィキペディア

物量はさほどでもないですが
質は米国から調達した最新鋭機が揃うハイテク集団。

現在主力戦闘機であるF-15Jは
1機約120億円する、採用から30年以上経つ
現在もその拡張性の高さで近代化改修が施され
日本の防空任務に就いているのだ。


↑F-15イーグル

防御特化の陸上自衛隊

海外からは「Japanese Army」などと
陸軍呼ばわりされることがある
陸上自衛隊。

陸上自衛隊は、防衛の任務だけでなく
災害救助、テロ対策、海外派遣など、
活躍の場は多岐にわたります。

2017年(平成29年)3月末時点での各装備の保有数:戦車660両、装甲車980両、高射機関砲50両、ロケット弾発射機など100機、野戦砲(各種榴弾砲)430門、迫撃砲1,100門、無反動砲2,500門である。駐屯地の数は158(駐屯地131・分屯地27)である。

人員は、常備自衛官15万0856名、即応予備自衛官は8075名で、年間平均人員は約13万5713名である。出典:ウィキペディア

こちらの数字も、他国と比べて極端に多い
わけではないですが
最新の兵器と、訓練された兵力で
様々な脅威に立ち向かいます。

次項では隊員たちの凄さを見ていきましょう。


↑90式戦車

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日本には未だニンジャがいる

例えば日本の潜水艦。
音がせず、レーダーにも映らない上に
かなり潜るため相手に気づかれないまま
任務を完遂することが可能。

例えば日本の戦闘機。
F-35という最新鋭のステルス戦闘機を
次期主力戦闘機にするとしていて
それに乗り込むのが米国のトップガンも恐れる
高度に訓練された隊員たちである、と。

例えば日本の戦車。
90式という戦車が米国の戦車射撃競技会に
出場し1発のミスをしただけで圧倒的な優勝。

各方面で音もなく、姿も見せず
完璧に任務を遂行する様はまるでニンジャだ
と関係者を震え上がらせたそう。

 

その上、隊員たちの士気、モラルの高さも
海外の兵隊には見られないレベルだそう。

例えば、海外に派遣された二千人の自衛隊員が
一人の脱走者もなく、一人の婦女暴行もなく
一人の無銭飲食もなかったんですって。

軍に入ったことない我々にとっては
ごく当然のことですが
「こんな軍隊は世界のどこにもない」
と称賛を受けたんですって(軍隊じゃないけど)。

同じ国民としてすごく誇らしいですよね。
ありがとう、と言いたいです。

まとめ。

自衛隊、やっぱすごいっす。

もちろん、全員が心技体揃ったスーパー隊員
ではないでしょうけども、
各方面から高評価を受けてるのは確かです。

 

ただ、そんな自衛隊を以てしても
北朝鮮に勝てるのか?というテーマに
必ずしも「Yes」とは言えないんです。

それはやはり専守防衛、という立場上
戦うときはまず必ず攻められるわけで
ということは1発のミサイルでも
「侵入を許したら負け」
ということになりますよね。

どんなに高度な人間・装備でも「完璧」とか
「絶対」ってのはありえないんです。

そんな「圧倒的不利」な状況を
想定するからこそ強い自衛隊でいられるんでしょうね。

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