ふるさと納税をしてみた!自分は得したのか調べてみよう。

2017年度にふるさと納税を行いました。

「佐賀牛切り落とし1.2キロ一万円」
これがどういう風に納税として扱われ、
どういう効果をもたらすのか、
実のところサッパリ分かりません!

ですので、ふるさと納税を行うことで
得られるメリット・デメリットを実体験を元に調査していきます。

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そもそもふるさと納税とは?

多分に自分なりの解釈ですが解説させていただきます。

 

よく、解説サイトでは

納税=寄付

と書いていますが実際行なっているのは
紛れも無い「納税」です。

 

まず、自分。
宮崎県在住ですが魂は船橋に置いてきてます笑

ですので本来税金は現在住んでいる宮崎県に
払うものですが自分のように
魂のふるさとが他所の人間にとっては
まさに断腸の思いで船橋を裏切っている訳です
(実際船橋の方が財政は潤ってそうですが)。

そんな自分が魂のふるさとに貢献できる制度。
それがふるさと納税なのです。

 

では、仕組みを見ていってみましょう。

自分の場合、ふるさとではないですが
唐津市に一万円払ったことになります。

その内訳は、

寄付金=2,000円

所得税=(10,000円-2,000)×10%=800円

住民税=(10,000円-2,000)×10%=800円

のこり=6,400円(住民税特例)

となり、合計8,000円が税金として
前もって払ったことになり、
来年の税金からその分が減額されます。
(所得税・住民税を10%とした場合)

そして、冒頭の2,000円で佐賀牛切り落としを
「特別価格」で買ったことになるわけですねぇ。

その2,000円をどう捉えるかで
得したか損したかは決まりそうです。

 

佐賀牛に関しては部位にもよるでしょうが
楽天で買うと大体4,000円から7,000円前後。
かなりお得だったんじゃないでしょうか。
他にもお米20㎏なんかは安い米が10㎏3,500円
ぐらいで売っていることを考えるとどう考えても破格ですよね。

お礼品の品切れなんてのも
人気の自治体では早々に起こるそうなんで、
狙っているものがあれば早くしないとね。

 

ちなみに申し込みは1月〜12月になります。

 

寄付金に関してですが、寄付金総額に対する
2,000円ですから、
例えば5つの自治体で10,000円ずつ、
計50,000万円の寄付を行なったとしても、
寄付金として計上されるのは
2,000円×5=10,000円ではなく
2,000円ポッキリになります。
ので、控除上限の高い人程恩恵を受けられる仕組みになっています。

具体的にはテレビやノートパソコンなど。
それが2,000円で買えるってスゴイことですよね。

 

控除上限の高い人ってのは
年収が多くて、税金をたっくさん払っている
人ですんで、僕たちがテレビ欲しいからって
どっかに15万円寄付、とかはできません。

ちなみにテレビを貰うには
70,000~550,000円程の寄付が必要で、
55万とかの寄付ができる人の収入は
2,000万円以上とか。

うん、関係ないね。

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まとめ。

2,000円の支払いを高いと考えるかどうか、
ですよね。

ただ、生活必需品であるお米なんかが
破格で手に入るとなると
使わない手はないと思いますけどね。

それで愛する地元を応援できるって
いい制度だと思います。

 

ただ、これって例えば延岡市民が全員、
他所に上限までふるさと納税をした場合
延岡市に入る税収が少なくなる、ってことですよね。

それで破綻する自治体とか出てきたりして。

ホラ、あった。

「住民税が流出しています」
東京都杉並区が、ふるさと納税で税収が減って保育園整備などに悪影響が出ていると訴えるチラシを配った。

チラシの裏面では、区民が他の自治体にふるさと納税すると、区の住民税が減額されてしまい、行政サービスに影響が出ると説明文で訴えた。保育園のほか、学校や道路の整備、ごみ処理といったサービスが低下すると、イラストで示している。

まあ延岡市に関しても前年までは酷い
有様だったんですが
地元に住む世界的なヘラクレスオオカブトの
ブリーダーさんがお礼品でヘラクレス、
提供するらしくて既に申し込みが殺到しているとか。

やったね、延岡市!

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