韓国にプロバスケットボールリーグがあります。
そこ「KBL」に衝撃的な新ルールが誕生しました!
その内容とは・・・?
身長2m以上の外国人選手は出場できない!
元々、KBLには2016年〜2017年シーズンに
「外国人選手は1チーム2人までで、
そのうち1人は193㎝以下」
という制限を設けていたそーです。
ここまではまあ日本のプロ野球も外国人選手は3人〜4人までだし?
いいんじゃないですかね。
さー、ここからが衝撃的。
「1人は186㎝以下、もう1人は200㎝以下とする」
えぇーーー!!??マジっすか!
意味がわからないですよね。
それは暗に
「長身のヤツには敵わない」
「バスケは長身選手を揃えたら勝ち。
どんな戦略も個人の能力も
大きな選手の前では全てがムダ」
と言ってるわけですよね。
言い方は乱暴だけどそういうことですよね。
これには該当する外国人選手も
「短期間で背を縮める方法を探すべく
頭を悩ませている」そうですが
では長期間だったら背を縮める方法あるの?
と言いたい。
年取るまで時間かけて自然に縮まるのを待つとか?
てゆうかそこまでする価値があるんですかね、
韓国リーグに。知らんけど。
実際、その規定に引っかかる選手は
全部で4人だそうで、
その中で昨季の得点王だった
デビッド・サイモンは
「ファンにお別れの挨拶もできないまま
離れることになり申し訳ない」
と語ったそう。
出場できないのは上からの命令だから仕方ない
としてもチームとしては引退セレモニーでも
なんでも挨拶の場ぐらい用意できるんじゃないの?
昨季の得点王が辞めるってのに。
めでたい辞め方じゃないからセレモニーもクソもないかw
で、一体何が狙いなのさ
当然、主催者側の言い分もありますよね。
何の意図もなく選手の去就に関わるルールは決めないわな。
新ルールでは、高くない身長で
個人技がある選手がより多くプレーするよう
誘導することで競技のスピードが速くなり、
平均得点が上がり迫力ある試合になることで
興行にプラスの影響を与える。だそうです。
大きな選手が豪快なプレーをするのも大迫力だと思いますけどね。
さらに、身長が高い外国人センターが
インサイドばかり攻略し、
おもしろさを欠くバスケット競技になることを
予防するため、今後はセンターをはじめ
韓国人選手の出場比率を60%に引き上げる。
・・・自分達だけでやりたいってこと!?
バスケットマンですから!
KBLは1997年に発足。
その背景には韓国でも爆発的な人気を呼んだ
漫画「スラムダンク」の影響もあったとか
なかったとか。
うん、おもしろかったよね、スラムダンク。
「安西先生、バスケがしたいです」
主人公の桜木くんがまともなセリフを吐かない
せいか自分の中ではスラムダンクといえば
まずこのセリフが出てきます。
(20年以上前に読んでいた記憶での話です)
漫画がスポーツ人気に影響を与えるといえば
日本におけるサッカー人気を
「キャプテン翼」が後押ししたのと
似てますかね。
そんなスラムダンクの中にも200㎝を超える
キャラは出てきます(高校生だよね!?)
仮に彼らがKBLに参加しようとしたら
拒否されるわけですね。うーん笑笑笑
まとめ。
外国の話なのでお国柄なのかなあ、
と思ったら現地のファンもこの件には
嘆いているんですって。当たり前か。
ありきたりですが、
ファンが何を望んでいるのか。
それを考えたらこんなワケノワカラナイ
ことはしないですよね。