ラグビーの試合中に選手がイャンボーマーボー言うのは何で?

コンニチハ。
にわかラグビー記事を執筆中のモミ夫です。

今回は、ラグビー経験者、
もしくは近くで観戦したことがある方
はほぼほぼ聞いたことがあるであろう、

「イヤンボー、マーボー」

という掛け声について調査していきます。

 

我々、昭和の人間がヤンボーマーボーと
聞いたら十中八九、
「ああ、あの天気予報ね」
というであろうヤンマーディーゼルの
天気予報。

・・・なわけないですよね。
仮にヤンマーのチームが実業団にあって
そこの選手が掛け声として使っていて
爆発的に広がった、なんて話をワタシが信じるとでも?

さあ、既にオチ、もとい意味の予想は
ついていると思いますが
ここまで来たら行くしかねーんです。
賽は投げられちゃったのです。

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大方の予想通り

みなさんお察しの通り、

マーボー=マイボール。

「私のボール」という意味です。

 

それに対しヤンボー。
マイボールに対する語だから

ヤンボー=ユアボール。

「あなたのボール」という意味です。

 

これは、ラグビーのプレー中、
ラックやスクラムが起こると
混戦状態になります。

そのときどっちがボールを持ってるかを
明確に味方に伝えるための掛け声なんです。

ちなみにラックもスクラムも、
皆さん一度は目にしたことがあるであろう、
屈強な男達が肩を組んで相手と押し合うやつ。

そのとき水面下では何が起こっているのか
というと皆で足でボールを自陣に掻き出す、
という作業をしているんです。

 

スクラムは反則やラインアウトで
プレーが中断したあと再開するときに、
ラックはセービングからのオーバーなど
プレーが止まらずに押し合いが始まることを言います。

セービングとは転がってるボールを
身体を張って取ること。

その際に敵が近くにいた場合、
ボールを乗り越えて奪おうとする訳ですね。
それを阻止しようと味方が集まってきて
セービングした選手の上で押し合いが始まるのです。

 

なんでわざわざボールを乗り越えるのか
というとラグビーでは横から、とか
後ろから球を取る、という行為は卑怯になるんです。

なのでセービングをした人の身体の幅を
ゲート、門としてそのゲートを正々堂々
くぐって球を取らなきゃいけないんですよ。

傍から見てただけの割に
よく覚えてるでしょ?フフン。

ただ、未経験者のうろ覚えだし
少年ラグビーと大人のラグビーでは
ルールが違うかもしんないんで
間違ってるかもですがご勘弁を。

まとめ。

ヤンボーマーボーは
どっちボールかを味方に教えるためのサイン。

いやしかしホント難しいよね、
ラグビーのルール。

今回、ついでにご紹介したルールは
難しそうなルールのほんの一部。

観戦してて
「今の何?」を無くすためには
もっとたくさんのルールを理解しないといけません。

ですがそれを乗り越えると
体力だけじゃない、ラグビーの奥深さが
わかるのではないでしょうか。

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