ラグビーワールドカップ開催に向けて
まだまだ謎の多い?競技、ラグビーについて掘り下げていきます。
ルールなんかも分かりづらいんですが、
その辺は分かり易い解説サイト様が
たくさんあるのでそちらにお任せして。
その難しいルールはモミ夫的に
一言で言わせてもらうと
「ルールの複雑なサッカー」って感じ?
間違ってたらゴメン。
相手との接触が前提のスポーツだし、
選手を保護するためのルールが
難しくなるのは仕方ないかと。
あと、紳士・淑女のスポーツなので卑怯な行為も許されません。
まあそれは置いといて、
日本代表選手について調べてたら
「キャップ」という単語をよく目にするんですよ。
キャップって?キャプテンのこと?
だとするとキャプテンがわんさかいる事になるから違うよね。
では、何か?その秘密に迫ってみたいと思います。
キャップ=帽子(そのまんま)
そう。キャップは帽子のことなんです。
ラグビーでは、代表チームの一員として
テストマッチ(国際試合)に出場した選手に
所属協会から記念に帽子(キャップ)が
贈呈されるんです。
かつては代表選手としてテストマッチに
出る度に帽子が贈られていましたが
第一次世界大戦後は初めて試合に出場した人
に限り帽子が贈られ、以降は出場回数5回毎に
星型のワッペンが贈呈され、それを自分で
縫い付けていく、という形に簡略化されました。
屈強なラガーマンがちくちくとワッペンを
縫い付けていく姿が想像できないので?
現在はバッジが贈呈されるそうです。
勲章が増えていく感じですよね。
カッコいい。
「ワン・フォー・オール、
オール・フォー・ワン」の精神のラグビー
では個人の表彰はないため、帽子が
最高の栄誉になります。
この制度の発祥はイギリスで、
1839年にチームごとに色分けするという
意味でキャップが配られたことに由来します。
それから1871年に世界最古のテストマッチ、
イングランド 対 スコットランド
が行われ、以後テストマッチに出場した
選手にキャップが贈呈されるようになりました。
ちなみに日本にキャップ制度が導入されたのは
1983年と100年以上も遅れてのことで、
それ以前の選手にも遡ってキャップが与えられました。
キャップの最多獲得数は?
キャップの所持が最高の栄誉だとすると
キャップをたくさん持っている選手は
より栄誉のある、優れた選手ということになりますよね。
その選手がどこの誰で、いくつのキャップを
持っているか、気になるのが人間ってもんです。
というわけでキャップ歴代最多獲得選手は?
ニュージーランドの元主将・
リッチー・マコウ選手
で、その数なんと148個。
ニュージーランド代表と言えば
ラグビーを全く知らない人でも
聞いたことぐらいはある、
オールブラックスの愛称で知られる
世界最強チーム。
そのチームにずーっと選ばれ続けてた、
ということはスゴイ選手ってことですよね。
ちなみにわが日本の最多獲得選手は
大野均選手で98個。
ワールドカップに出場すれば大台突破ですね。
代表には招集されているようなので
期待が高まっちゃいますね。
まとめ。
キャップはナショナルチームの代表として
テストマッチ(国際試合)に出場した証で、
その数が多いほど栄誉ある選手で、
能力も経験値も半端ないってこと。
発祥は1800年代のイギリスで
元々はチーム分けをわかりやすくする
ために配られていたもの。
歴代最多獲得数はニュージーランド代表
リッチー・マコウ選手で148個。
日本人最多は大野均選手で98個。