鍼は痛いの?危険なの?何が治るの?疑問に答えます

そろそろ、ちょくちょく記事に出てくる
鍼について扱ってみようと思います。

 

 

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鍼のイメージは「痛い」

 

皆さん、率直に鍼ってどんなイメージですか?

怖い、痛い、衛生的に不安、
って感じですかね?

 

鍼って言葉がまず悪いですよね。
だって針だもん。

縫い針なんて指に刺したら痛いですよね!
血も出るし。

あのイメージだから定着しないんかな?

 

鍼は、基本痛くありません。血も出ません。

「切皮」という鍼先が皮膚を貫く
工程があるんですが、
その段階だとうまい人がすると何も感じません。

大体5ミリぐらい体に入るわけですが
縫い針5ミリも刺したら痛いですよね!?

 

自分は鍼に関しては実は
まだ初心者と言うぐらいの腕前と思ってます。
(こんなこと言ったら鍼する人いなくなるわw)

20年間の毎日してきたマッサージを100とすると
鍼は1にも満たないかもしれません。

 

ここ二年、大分で開業してから
ちょくちょく実戦で使い始めて、
でも一日に一人も鍼する人がいない、なんてのもザラです。

ですが自分の場合
父親が鍼を治療によく使っていて、
奥さんも鍼師です。

その二人から十分な手ほどきを
受けてきたと思っていますので
キャリアの割にはできる方かな、と思ってます。

そんな自分が刺してもほとんど痛くない笑

 

それほど昔の人、および現代人が創意工夫をし、
痛くない鍼、技術を作ってくれたわけですね。
ありがとー。

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現代の鍼は使い捨てで衛生的

 

衛生面でも現在はディスポーザブル=使い捨て
の鍼を使う鍼師の方が殆どではないでしょうか。

ディスポ鍼とはエチレンオキサイドガスという
滅菌力の高い気体が充満された状態で
密封されていて、使うその時まで
人の手はおろか外気にさえ晒されない、
極めて衛生的な状態で使用できます。

そしてディスポ鍼は文字通り
一度使ったら捨てます。
もったいないですが、捨てます。

それほど、鍼自体も安価になり、
また滅菌の手間を考えると
断然使い捨ての手軽さに魅力を感じますよね。

 

滅菌は非常に手間かかる

 

滅菌の手間と言いましたが器具を滅菌するには
オートクレーブという高圧滅菌器に
全部で30分ぐらいかけないといけないんです。

昔父が使っていたのですけど
随分前の話なのでうろ覚えなんですが

圧力をかけ、庫内が10気圧120℃まで上がるまで
10分ほど、滅菌自体が20分ほど、
120℃ってメッチャ熱いので
冷めて触れるようになるまで数分ほど、
終わったら水を捨てたり、
次の分に水を補充したり、
ざっと思い出しただけでも結構な手間暇かかっちゃいます。

それが剥いて、捨てるだけで済むなんて
その分患者さんに集中できるし、
余計な手間がかからない分
より多くの患者さんを治療することにもつながります。

 

で、何が言いたいのかというと
それほど衛生的ですよ、ってことです笑

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