中国産の車がスゴイって?認めたくなーい!

皆さん!中国と言えば
どんなイメージですか?
パンダ、中華料理、膨大な人口など、
色々あると思いますが
まず第一にパクリ・海賊版、という人も
少なくないのではないでしょうか。
 

↑これはひどいベンツのパクリ

そんな中国ですが、こと車の世界に関して
その常識を覆す事態が起こっています。
どういう事なのか、解説していきましょう。
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模倣を続けていくことで

門前の小僧習わぬ経を読む
 
という諺がございますが(ちょっと違うかな)
パクリと言えば人聞きが悪いですが
パクらなくても
部品の下請けをしたりしてるうちに
自然に技術が身に付いたり。
 
長年続けるうちに感性も磨かれ
本物になっていくと。
 
模倣もそうですよね。
長年人気漫画家のアシスタントしていた人が
同じような絵柄でデビューしたりと。
 
まあそんなことはどうでもいいんですが。
 
 
今年・2018年、
中国版東京モーターショーともいえる
オートチャイナで中国産の車で
パクリではないえらいカッコいい車が
目立っていたと。
 
 
これはどういうことかと言いますと
車のデザインを
イタリアやドイツのデザイナーに
丸投げしたり、
海外メーカーとコラボしてデザインしたり。
 
これには、富裕層が高級なドイツ車を好むから
というほかに従来のパクリデザインの車には
恥ずかしいから乗りたくない、
という至極まともな感性が芽生え始めた、
という経緯があります。
 
その考えが庶民にも広がりパクリが消え、
先進的な車が目立つようになった、と。
 
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見た目は良くなったけど中身は?

外側だけカッコよくて中身がチャチぃじゃ
真にカッコいい車とはいえないですよね。
 
 
まず、中国最大の自動車メーカー、
吉利GEELYはボルボを傘下に収め、
ベンツを作ってるダイムラー車の筆頭株主になっているそう。
 
ということは?
 
既に世界的な安全技術を手に入れているのです。
 
 
また、世界で最も厳しい自動車安全テスト
「ユーロ・NCAP」で
クオロス3セダンという中国車が
レクサスやベンツを抑え第1位に。

↑ホンダ車みてえだ
 
安全面でも実に抜け目のない車を作り出しているのです。
 
それでは、そのカッコいい車を見ていきましょう!

正道集団

香港の企業である正道集団。
イタリアのピニンファリーナによるデザイン。

ピニンファリーナ:

 

フェラーリに代表される自動車のデザインおよびエンジニアリング、中規模の生産工場を持ち委託生産を主とし、特に既存車からカブリオレ、バリオルーフなどのコンバーチブルにリデインすることを得意とする。

 

また、デザイン分野において垣根がなく船舶、電車、トラック、バス、トラクター、モーターサイクル、フォークリフト、オフィスチェア、プロジェクター、スピーカー、エスプレッソマシン、ゴルフクラブ、電話機、サングラス、時計、靴、歯ブラシ、ジャクージ、PC周辺機器などまで幅広く手がける。

 

近年は、ピニンファリーナ創業初期がそうであったように、フェラーリ・P4/5、フェラーリ・612 Kappaなど富裕層向けにプライベートワンオフカーの製作にも力を入れつつある。

 

2015年12月、インドのマヒンドラグループ傘下の自動車製造会社・マヒンドラ&マヒンドラと、同じくマヒンドラグループ傘下のテック・マヒンドラが株式の76パーセントを取得し、子会社とすることを発表した。会社の独立性は維持される。出典:ウィキペディア

まずはH500。

航続距離はなんと1,000㎞超。

 

HK GT。

ガルウイング好きよね、この人たち。

 

BYD汽車

バッテリーBYDの子会社となるEVメーカー。
秦や唐、元などの中国の王朝を車名に
しているのが特徴です。


SUVのPHEV。王朝コンセプト。
アウディぽい。

Lynk & Co

リンクアンドコーは前述GEELYと
傘下のボルボによるコラボブランド。

「01」は2017年に発売され、
「137秒で6,000台を受注」したという
記録を打ち立てた車として注目を集めました。

ボルボXC40をベースにボルボのデザイナーがデザインしたそーです。

01 SUV

↑ボルボというよりカイエンぽい

コンセプトモデル

↑また出た!ガルウイング。
もはやどうやって開いているのかわからない。

天津一夏利汽車

第一汽車傘下の天津一夏利汽車の
若者向けブランド「ジュンパル」。

天津一夏利汽車とは第一汽車と
我らがトヨタ自動車の合弁事業のことで、
トヨタ製の車両を自社ブランドで販売しています。

CX65

これもSUVっぽい。
はやってるね。

まとめ。

中国の技術が上がった、というよりは
中国人のモラルが上がり、
さらに巨額の資金で海外の技術・人材を
まるっと取り込んで発展したって感じですね。

チャイナマネー恐るべしといったとこでしょうか。

自分はまだまだ
「メイドインチャイナ」のイメージが
払拭できないので、日本の車を差し置いて
「乗りたい!」と思えるほどではないですけどね。

みなさんはどうですか?

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