最近、寝ても覚めても
大谷投手の話題ばかりですね。
そんな中、密かに?メディアの評価を高めてる
選手がいます。
サンディエゴ・パドレスの
牧田和久投手です。
その牧田投手がなぜ?
注目を集めているのか、調べてみたいと思います。
まずはプロフィール紹介
静岡県中部、焼津市出身のプロ野球選手。
焼津市と言えば漁港を中心に発展し、
遠洋漁業、水産加工業が全国的に有名な町。
現在サンディエゴ・パドレス所属。
右投右打ち。登録は右打ちですが
左打席に入ることもある。
愛称は「牧やん」。
生年月日:1984年11月10日(33歳)
身長:177㎝
体重:82キロ
年俸:2億1,850万+出来高最高額2,875万円
主な経歴:
2011年 西武ライオンズにて1軍デビュー
2013年 オフに選手会長に就任
2017年 オフにポスティング申請
2018年 1月パドレスが2年約400万ドルにて獲得
背番号は西武時代の「35」が
ランディ・ジョンソンの永久欠番のため
逆さにした「53」に決定。
ワタシ、牧田選手のこと知らなかったんですが
かなり実績のある選手なんですね!
じゃなきゃメジャーに移籍できないか。てへっ。
プレースタイル
地面すれすれの位置から
アンダースローで放たれる
平均球速約128km/h、最速137km/hの
ストレートとスライダー、カーブ、
高速シンカー、チェンジアップを投げ分ける。
地面すれすれと言えば
サブマリン・山田久志選手を思い出します(古い)
早い投球テンポで優位に立ち、
フォームに強弱をつけることでタイミングを
ずらすなど、打者を幻惑する投球スタイル。
握りを変えるなどして
数種類のストレートを投げることを意識しており
「スピードガンの数字以上に見せる
キレと技術がアンダースローの面白いところ」
と語ったそうです。
その「キレ」と投球術が遅球でも
ライジングファストボール
(重力に負けず、打者の手元で浮き上がってくる
ように感じる伸びのある速球)を生み出すんですね。
登録は右打ちですが、高校時代は
スイッチヒッターだったため交流戦では
「左の方が(打球が)飛びやすい」
という理由から左打席に入ることがあるそう。
米メディアの評価は??
アメリカの解説者、記者さんたち
面白い表現をしますよね。
彼らは牧田選手に対し
どんな表現で評価しているのでしょうか??
まずは
「空腹のゾンビのように地面から浮き上がる」
ようなボール。意味ワカラン。
ゾンビのように遅い?
でも最近のゾンビは生き生きと走るしなあ。死んでるけど。
次。
「ボールが飛んでいるようだ」
ボールは飛びますよね。普通に。
鳥のように飛ぶとか、そんな意味かな。
その次。
「地面から這い上がる彼の速球は、
この大陸の打者に難問を与えるだろう」
牧田投手のストレートの平均速度は128.8キロ。
ちなみに昨季のメジャー最遅はR.A.ディッキーの
約134.6キロで実に4.8キロもの差で最下位に。
「この球に対する答えを見出すために、
彼らはスイングを変えなければいけない」
メジャーのバッターはアッパースイングする人
が多いみたいで、上がってくる球筋
=ライジングボールとは相性悪いんですって。
以下はファンの言葉。
「本当にイカしてる」
「これはクレイジーだ」
「アメージングな球だ! サンディエゴでの彼の登板が待ちきれないよ」
「未来のレジェンドを早く生で見たい!」
「ファンタスティック!!」
「マジシャン」
「最高の投球」
「腕の角度がえげつない」
「彼のジャージー(ユニフォーム)を買うよ」
と、中々の熱狂ぶり。
現在、メジャーには牧田投手のように
地面スレスレから投げるサブマリン投手はほぼいません。
またその幻惑投法と名付けられた
投球術からも忍者とか東洋の神秘みたいな
いかにもアメリカ人が好きそうな雰囲気も
話題性は十分かと思います。
まとめ。
球は遅くても球筋と投球術で
メジャーの強打者に仕事をさせない。
素晴らしいですね。
柔よく剛を制すじゃないですけど、
筋骨隆々がまるでタイミングが合わず
きりきり舞いさせられる様はなかなかに痛快ですぞ。