新燃岳噴火は破局噴火の兆候?日本の終焉はすぐそこ…かもしれない

最近、活発に噴火を繰り返す新燃岳。

新燃岳とは、九州南部の霧島山中央部に位置し
有史以降も噴火を繰り返している
標高1,421mの活火山です。

噴火口およびカルデラは鹿児島県霧島市にあり
尾根筋は宮崎県小林市にまたがります。

 

同火山は近代に入ってからも
活発に噴火を繰り返しており、
最近起きた最も大きな噴火は
2011年1月26日に起きた爆発で、
その噴火形式は準プリニー式噴火という
大量な軽石・火山灰を放出する
大規模な爆発的噴火でありました。

その噴煙は上空7000mまで達し、
溶岩も出現した300年ぶりの
マグマ噴火となりました。

そして、この2018年3月6日、
7年ぶりの爆発的噴火が起こりました。

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破局噴火ってなに?

ところで火山には超弩級の大爆発を起こす
可能性のある超巨大火山が存在するのをご存じですか?

それは、一たび噴火すれば地下にあるマグマが
一気に噴出し周囲数百キロの範囲にいる生物が
一瞬で全滅し、地球規模の環境変化や
大量絶滅の原因となる可能性がある大変危険な火山なのです。

 

そのような噴火を破局噴火、
ウルトラプリニー式噴火と呼び
巨大なカルデラを形成することから
カルデラ噴火と呼ばれることもあります。

例えば、大規模噴火が危惧される火山第3位に
ランクインした阿蘇山が破局噴火すると
(ちなみに同ランキング第1位は硫黄島だそう)

  • 最初の爆発で富士山二個分の岩盤が吹き飛ぶ。
  • その後核爆弾を毎秒100発爆発させるほどの
    熱量が5時間に渡り噴出しつづける
  • 10分ほどでほぼ九州全域を高さ10m程の
    火砕流が埋め尽くす。
    当然生き残れる生物はおらず以後1000年は
    生物の生息できない死の大地となる
  • その火砕流は例えば300mの高さの堤防を
    作ったとしても乗り越えて溢れ出すほどの量
  • 数十cmの火山灰が降り積もる地域が
    関東以北まで及ぶ
  • 水、電気、食料のあらゆるライフラインが
    寸断される
  • 九州にある二か所の原発がメルトダウンを起こす

などの被害が予測されてます。
被害というレベルではないですね。

 

しかもこのカルデラ(噴火痕)、
有名なものは九州と北海道に
集中しているのですが、日本全国で見ると
なんと大小90以上ものカルデラが
あるんですって。さすが火山大国日本。

こりゃもう笑うしかないですね。
はっはっはー。

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新燃岳と破局噴火の関連は?

新燃岳は、過去に大爆発をして形成された
加久藤カルデラと呼ばれる盆地の
はしっこに位置しています。

ので、破局噴火との関連が無いとは
言えないですよね。

 

さらに阿蘇山のある阿蘇カルデラ、
姶良カルデラ、阿多カルデラ、鬼界カルデラと
続く霧島火山帯に加久藤カルデラも存在します。

前述の阿蘇山、硫黄島の活動の余波では?
とか思っちゃいますよね。

カルデラ噴火の予兆はかなりギリギリの段階
にならないとわからないそうなんで、
今まさに噴火するかもしれないし、
噴火しないかもしれない。

しかも噴火するのは火山だけとは限らないそう。
地下にマグマ溜まりがあれば例え平地でも
山はなくとも噴火はすると。こわっ。

 

結論。

とにかく、噴火が起きたら日本終了なので、
対策とか意味ないですからね。

例え高さ1,000mの堤防を作ったとしても
それごと吹っ飛ぶでしょうからね。

それこそ笑って楽しく生きるしかないですね!

はっはっはー。

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