基本編Ⅲ 指圧三原則「集中」「持続圧」

ssyuutyuu jizoku sanngennsoku

基本の「き」と言った以上、
「ほ」をやらなきゃいけませんね。

さて。
何しましょう汗

そもそも「き」から始まってないよね!?
基本の「き」の回。
まあいっか。

 

では、
指圧三原則で割愛した残りを取り上げましょうか。

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色々な意味での「集中」

ハイ!まずは「集中」!

 

集中と一言で言ってもですね。
色々あると思うんですよね。

そりゃ、目の前にいる患者に集中しないで
「昼何食べようかな~」
とか考えてたら治るもんも治りませんわ。

仕事している以上、なるべく雑念を捨て今いる目の前にいる患者さんのために全力を尽くす。
なるべく、ね・・・

 

治療家も人間ですから。
いつもいつも完璧な精神状態ではいられないと思うの。

やれ、外野に話しかけられたり、
やれ電話が鳴ってみたり、
集中力を乱す要因は星の数ほどあります。

それに負けないように皆、座禅を組んだり
滝に打たれたりするわけですね。
ウソです。ゴメンなさい。

 

そういう精神的な集中の他にも力を入れる際に
施術部位に意識を集中するとか。

押圧の際に力が分散しないように
力の方向を集中させるとか。

 

ざっと考えただけでもこれだけの集中があります。
垂直圧を意識しながらかつ、
色々と集中しながら押していくわけですね。

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おろそかにしがちな「持続圧」

 

ハイ、さいご!
指圧三原則の一つ、持続圧。

 

これは・・・
仕事に慣れてくると段々と失われるものですね。

 

患者が増えたり、
時間に追われるようになると手技が早くなる。
そして失われていく、持続圧。

 

では、その失われていく持続圧には、
一体どんな効果があるのでしょうか?

 

正直、普段あまり意識することはないので
詳しい説明はできません!

 

教科書的には圧を増減させることで
刺激の強弱をコントロールするとか

それにより対象を興奮させたり
鎮静させたりすると書いてあります。

 

確かに、自分が行ってた学校の先生からも
「多少刺激しても効かないような
強揉みの人が来たら強く押すんじゃなく、
長く押すことで対応してください」
と教わりました。

強く押すよりも長く押す方が強いの?

答えは必ずしもイエスとは限りませんが
同じ力で押した場合、長く押す方が強いと言えます。

 

筋肉には伸張反射とか伸展反射
と呼ばれる反射がありまして。
筋を押す=伸ばされると縮もうとするわけです。

縮むということは、筋肉が硬くなる。
硬くなると深部まで力が伝わらない=効かない

となりますよね。
あくまで自分解釈ですが笑

 

ただ、強く揉む→筋組織が傷つき、余計硬くなる
→硬くなったのでさらに強く揉む
→神経が鈍くなりさらに感じずらくなる

という負の強揉みスパイラルに陥るわけです。
恐ろしいですね。
強揉みがさらなる強揉みを生むわけです。

 

こういう誤った治療による被害者を
出さないようにしていきたいですね。

患者さんのためにも、自分のためにも。

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