今度は長男が溶連菌に感染!治療法と対処法は?

先日、次男が手足口病に罹かりましたが、
今度は長男が溶連菌に罹りました。

彼の主要な症状は二つ。

①喉の痛み

②発熱。それに伴う頭痛、関節痛。

喉に関してはあの腹ペコモンスターが
食欲がない、という程痛かったそうで、
また、発熱も39度近くまで上昇しました。

ついでに感染した嫁さんも
高熱と激しい喉の痛みで二日間ほどうなされておりました。

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溶連菌とは?

溶連菌とは溶血性連鎖球菌という
細菌のことでほとんどは
A群β溶血性連鎖球菌と呼ばれるものにより起こります。

溶連菌は主に喉に感染するため、
症状は喉や扁桃腺の炎症、痛み、発熱、発疹
になります。

 

発疹は全身に痒みを伴う形で出ることがあり
脇や太腿の内側あたりから出始めます。

また、必ず出る訳ではないのですが
イチゴ舌という、舌にブツブツができて
あたかもイチゴの様に見える症状が現れることがあります。

 

普通の風邪との鑑別として
鼻水や咳が出づらいというのがあります。

喉以外のとこに感染することで
中耳炎や副鼻腔炎、肺炎などを引き起こします。

主な感染経路

感染経路は接触、飛沫による感染です。

感染力は非常に強く、
症状が出始めた頃が最も強くなります。
潜伏期間は2〜5日で、潜伏期間であっても他人に感染します。

発疹が出た場合、
そこからの滲出液からでも感染するので気をつけましょう。

 

予防法はワクチンがあるとか積極的なものは
なく、手洗い・うがいで菌が体内に入らない様に
するしかありません。

 

通常、抗生物質を服用すると
24時間で感染力はほぼ無くなるそう。
学校保健安全法では
「抗生物質投与から24時間後、
 長くても服用開始日と翌日を休めばよい」
とありますが心配だったら医師の判断を
仰げばいいのではないでしょうか。

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薬は全部飲む!

お医者さんから買った薬は全部飲みましょう。
途中でやめてしまうと菌が生き残り
重篤な合併症を引き起こすことがあります。

ちなみに多くのひとはお医者さんの薬を
「もらう」
と言いますよね。

でもね。
「買ってる」
んですよ!みんなのお金を使って。

自分だって年間おそらく1万円も使わないのに
保険証はごっそり取られてますし。

 

まあいいか。
合併症ですよね。

 

糸球体腎炎やリウマチ熱
を起こす事がまれにあります。

糸球体腎炎では腎臓に炎症が起こり
むくみや血尿などの症状が出ます。

リウマチ熱は発熱、関節炎、
皮下結節が起こり、
まれに舞踏病というシャレにならない
中枢神経障害がおこることがあります。

 

いずれも溶連菌の症状が落ち着いた
2~4週間後に発症することが多いです。

これらは上記抗生物質をきちんと飲むことで
発生確率をぐんと下げることができます。

 

そしてさらに!
合併症ではないんですが
A群溶結性連鎖球菌によって
「劇症型溶結性連鎖球菌感染症」
というのが起こることがあります!

これは致死率30%以上という
非常に恐ろしい病気で
「人食いバクテリア」
なんて名前で注目を浴びました。

症状としては熱が出て
(だいたい)足が腫れて赤くなる。
それが紫に変わっていき、
だんだん上に上がってくる。時間単位という速度で。

そして多臓器不全を起こし死に至ると。

認識のない医者にかかると
打撲とか骨折とか言われそうですね。
レントゲンとかMRIとか撮ってる間に手遅れになると。こわい!

まとめ。

溶連菌感染、思ったよりも辛そうでした!

関節痛の痛みは
インフルエンザ並みじゃないかな。

自分は罹ってないからわからないけどね~。
でも、そういえばウチの人たちが罹った
翌々日の朝、喉が痛くて薬貰って飲んだんだった。。。

むくみと発熱に気を付けておかないと。

 

とにかく、症状が出たら医療機関へ!
そして薬をキチンと飲む!

を徹底しましょう。

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