先日、テレビを見ていたら
ある演歌歌手の方が
「リスフラン関節症」
なるもので苦しんでいる、というニュースを見ました。
ん?何だ、ソレ。
リスフラン関節といえば
足尖の切断に使うとこ。ってイメージ。
他にはウチのオヤジが捻挫を見るときによく
「ショパールも傷めてるね」
なんて言ってたので、
横で見てた僕は同僚と
「リスフランは無いんかね」と言ってたのを思い出すなあ。
離スフラン関節だから
中心から離れている方がリスフラン、
なんて覚え方も開発しました。
そんな、あまり馴染みのない
「リスフラン関節・関節症」。
日本語では足根中足関節みたいな言い方だった気がする。を、掘り下げてみたいと思います。
リスフラン関節とは
モミ㋔のうろ覚え通り、
足根中足関節。当たった!
足根というのは
短骨という石のような骨があって、
それが集まってるところが足根部。
中足というのは中足骨という
いわゆる漫画に出てくるような形の骨の部分。
それらが関節を作っているところが
リスフラン関節。
リスフラン関節は第一から第五中足骨
にあたる中足部と
内側・中間・外側楔状骨、立方骨の
足根骨との間にある関節を指します。
先ほど出てきたショパール関節は
横足根関節なので足根骨の間の関節ということになります。
リスフラン関節は足尖の切断に使いますが
それはリスフラン関節に限らず
ショパール関節も指節も切断には使います。
あとは自分は知らなかったんですが
スケートのハニュー君が捻挫したのは
このリスフラン関節だったようです。
では、リスフラン関節症とは
ざっと調べてみた感じ
足のアーチが崩れて骨が破壊されていく
病気のようです。
アーチが崩れるとは?
元々アーチがない偏平足や
外反母指で形が崩れるとアーチが崩れていきます。
ちなみに縦アーチは足底腱膜や
足趾の屈筋、
横アーチは長腓骨筋と後脛骨筋が
中足骨を内側と外側から引っ張り合うことで
形成します。
筋肉が引っ張ることで
アーチを作るということは?
そう、アーチの維持には筋力が
欠かせないわけです。
なので、(一般的に)変形性膝関節症や
外反母趾等の下肢の変形は
筋力の劣る女性に起こりやすいんです。
自分も、自慢ではありませんが
昔から運動の類は全然してこなかったので
筋力の無さには自信があるんです。
だから、って訳ではないんですが
最近仕事中にスリッパを履くのを
止めています。
そうすることで少しでも足の筋が使われ
筋力アップにつながったら、と
思っているんです。
「裸足健康法(ありがち)」を
始めて半年ぐらい経ちましたでしょうか。
前に比べて足の疲れが減った気がします。
加えて40前ぐらいから感じていた足の冷えが
この寒い冬にも関わらず(1月13日現在)
マシな気がするんです。
これはいいかもよ!?
まとめ。
足の筋力と、
女性特有のカッコいい靴を履いて
無理をする、っていうのが
悪いみたいですね~。
年取って苦労したくなかったら
若いうちから気を付けましょうね。
あと、ショパール関節症ってのは
無いみたいです。
「あるよ」って人は
教えてプリーズ。