皆さん、ガンダム好きですか?
自分は青春を、
特に多感な時期をガンダムと共に過ごし、
作品から人生に多大な影響を受けた正真正銘のガンオタです。
ガンダムといえば、ロボット!
じゃなくて人型機動兵器を用いた
ヒト同士の宇宙空間での戦争が
ほぼ全ての作品に共通したテーマですよね。
そんな、宇宙での戦争が
現実になるようなニュースが報道されました。
どのようなものでしょうか?
やはり、軍事超大国アメリカから発信
トランプ大統領は
「宇宙統合軍」の創設を
マティス国防長官に指示しました。
統合軍とは、さまざまな脅威に対応するため、
管轄地域別や機能別に存在する軍隊で、
宇宙統合軍はインド太平洋軍や欧州軍、
サイバー軍などに続く11番目の統合軍となります。
因みに一番から十番は
管轄地域別
・アメリカ北方軍(USNORTHCOM)- 北米担当
・アメリカ中央軍(USCENTCOM)- 中東担当
・アメリカアフリカ軍(USAFRICOM)- アフリカ担当
・アメリカ欧州軍(USEUCOM)- 欧州担当
・アメリカインド太平洋軍(USPACOM)- アジア・太平洋地域担当
・アメリカ南方軍(USSOUTHCOM)- 中南米担当機能別
・アメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)- 特殊作戦担当
・アメリカ戦略軍(USSTRATCOM)- 核兵器と宇宙軍を統括
・アメリカ輸送軍(USTRANSCOM)- 戦略輸送を担当
・アメリカサイバー軍(USCYBERCOM)- サイバー戦を担当
現在宇宙関連の機能は空軍、陸軍、海軍などに
分散しているので、
それを統合軍というラベルで一括管理していくことになります。
宇宙統合軍ができる背景は
やはり中国、ロシアの存在で、
両国は既に衛星攻撃兵器(ASAT)の
開発を進めており、
アメリカがそれに抗する手段として
今回の統合軍を組織するに至ったのです。
ASATは数年以内に配備される可能性がある
と見ていて、統合軍を2020年末までに
独立した6番目の軍へ昇格させようと考えています。
因みに一番から五番は
陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊があり、
それらと同格の軍ということになります。
アメリカは統合軍を
「新しい米国の国家安全保障」と考えていて、
通信衛星やGPSを使った兵器の運用や、
弾道ミサイルの監視等国防の礎としています。
そのために約1万8000人の人員を導入し、
司令官には大将を就任させます。
わが日本の出方は?
日本も新しい防衛大綱に
宇宙領域専門部隊の新設を盛り込みました。
しかし、専門部隊を軍に昇格させるには
巨額の資金が必要になり、野党の反発も強い為
まずは従来の5軍の下部組織として
発足させる見込みで、いずれ軍として昇格させるということですね。
というか自衛隊って軍隊じゃないんじゃ・・・
って思ってるのは日本だけで
諸外国からは立派な”軍隊”として認識されています。自衛隊。
ちなみに従来の5軍とは
陸海空となんすかね。
ハッキリとは記述されていないのですが
指揮通信システム隊と情報保全隊あたりですかね。
求ム。情報。
まとめ。
やはり人類は宇宙へ行っても
戦争を、同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
それこそガンダムで言うところの
「ヒトの革新」が宇宙空間において
成されるのでしょうか。
革新が起きても戦争は無くなりませんでしたけどね。
無くなったら話が終わっちゃうから仕方ないか。