膝の痛いアナタ、1万歩も歩けます?本当にしなくちゃならない運動とは

よく、膝の痛い人、腰の痛い人が
「医者から1万歩歩きなさいと言われた」
といい、痛いカラダを引きずって
毎日毎日、雨の日も風の日も。
寒い日も暑い日も。

言われた通り一生懸命歩いている人をよく見かけます。

ただ、果たしてそれで筋肉強くなりますか?
痛みが楽になってますか?

なってる人はいいんですよ。
よく頑張りました!

でもね、痛みが増すばかりで一向に良くならない
なんて人は多分、ずっとそのままです。

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なぜ、歩くことがいけないのか

 

いけなくないんですよ?
いけなくないんですけど年齢と体力、
体の状態によって運動を加減しましょう、
という提案なんです。

 

だってね。
膝が痛いのを庇って、足を挙げず、
膝も曲げず、変な(失礼)格好で歩いて
意味あると思います?

運動ってね、
筋が伸縮して初めて運動だと思うんです。
初めから硬くて、縮みきってしまっている筋は
それだけで満足に伸び縮みできませんよね。

ましてや痛くて正常な使い方ができない状態で
いくら運動しても一向に効率が上がりません。

頑張ってる人たちには申し訳ないんですが
それが現実なんです。

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では、どう運動すればいいの?

 

僕は、患者さんには
「1時間歩くんなら、10分間体操して下さい」
と言っています。

だって、毎日1時間歩くって、大変でしょ?
運動は何したらいいですか?と言う達は
ほぼ運動する習慣がない人達ですよね。

そんな人たちに、毎日時間を作って
外に出るわけだから着の身着のままって訳にも
いかないし、それこそ雨は降るわ風は吹くわ。

続けられない口実はそれこそ星の数ほどある訳です。

 

運動は、続けないと意味がない。

では、続けるにはどうしたらいいか?
ハードルを下げて下げて、
これ以上下げられない程下げても続かない人がほとんどです。

なので、起きてすぐ、着替えも化粧もせずに
できるラジオ体操を強く勧めるのです。

早起きが無理な人にはながら運動。
例えばテレビを見ながら首あげ腹筋とか、
歯磨きスクワットとか。

それも無理なら・・・甘ったれるなーーー!!

 

Metsを利用して少しでも体に負荷をかける

 

世の中にはメッツという
運動強度を表す数字があるんです。

これに基づいて少しでも楽で強度の高い?
ちょいとイミフーですが、
そんな運動を探してみましょう。

まず、座って大人しくしてる状態が1メッツだそうです。
それを踏まえて・・・

・一般的なsex・・・1.3メッツ
/毎日するわけにもいかないよな。それに一般的って笑
アブノーマルだと1.5とか

・入浴・・・1.5メッツ
/運動に行くつってお風呂に行く人、いないよね。

・ストレッチ・・・2.5メッツ
/これはなかなかいいんじゃないですかい?
ゆっくり歩く(3.0)と大差ないレベル。

・草むしり・・・3.5メッツ
/家の周りがキレイになりますね。

・ラジオ体操第一・・・4.0メッツ
/本命の運動キター!4.0は中強度。

・ラジオ体操第二・・・4.5メッツ
/おっと第二の方が0.5ポイントリード!

・かなりの速歩・・・5.0メッツ
/1分間に107メートル、時速にして約7キロ。けっこう大変かも。

・重い荷物の運搬・・・8.0メッツ
/重いってどれくらいかな。アバウト。

・ほどほどのペースで縄跳び・・・11.8メッツ
/うおー!縄跳びすげーな!

・ランニング(時速17.5キロ)・・・18メッツ
/マラソンだと約2時間30分ペース。無理。

これに運動継続時間やらが関わってくるんですが
今は置いときましょうか。

 

このデータからもわかるように
結構速く、頑張って歩くのとラジオ体操第二、
運動強度は大差ないということ!

ただ、ラジオ体操は3分ちょいで終わってしまうので
それにプラスアルファでストレッチなんかしたらいいのではないでしょうか。

ただ、お勧めのラジオ体操ですが
だらだらとしても意味ないです!

テレビ体操のお姉さんたちみたいに
指先までビシッと!キビキビとするよう努力してください。

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