パート1の記事で
ゴキブリの害や生態について学びました。
敵を知ったので次は己について知る番です。
敵の侵略を防ぐには何ができるのか?
また、それを許した場合にどんな手段、武器があるのか。
知っておくべきです。
侵入経路を塞ぐ
「ウチにはゴキブリなんていないはずだ」
なんてお宅にも、いますよね。
どこからか入ってくるわけだ。
なら穴を塞ぐしかないです!
どこの穴?
外に通じている穴、全部です。
具体的に、
換気扇の隙間。
エアコンのダクト。
戸の隙間。
排水溝。
ざっと挙げただけでもこれぐらいあります。
幼体なんかは1㎜の隙間があれば入るそうなので
これを完璧に塞ぐのは無理でしょうから
可能な範囲で頑張りましょう。
換気扇の隙間は油除けのフィルターで塞ぐ。
ダクト、戸の隙間はパテや隙間テープで塞ぐ。
排水溝も同じ。
パイプに水を溜められないストレートタイプの
パイプの場合、思い切ってそれごと替える。
あとはなるべく玄関や窓を開放しない。
嗅覚は人間の一万倍?
一万倍の嗅覚がどれほどか想像できませんが
人間でいったら腹ペコで歩いてたら
食べ物屋さんのイイ匂いに釣られて店に入っていくようなもんですかね。
なので、イイ匂いで誘うようなマネはしない。
なるべくラップで包む、冷蔵庫にしまう。
あと、彼らは非常に頭がいいそうなので
匂いの記憶、美味しかった記憶を覚えていて
繰り返し訪問してくるそうです。
なんともおぞましい。
殺虫剤の進化
殺虫剤もどんどん進化していってますね。
ゴキジェットとか霧がかすっただけで
バタバタと死にますよね。苦しそうに。
強制的に下痢のような症状を起こし、
体液を吐き出させて殺す物もあるんですって。
残酷!
それが最近のものではまず手足を麻痺させて
動けなくしてから殺すらしいです。
それでも苦しんでるのが
こっちに伝わらないだけで十分苦しんで死んでるんでしょうけどね。
殺虫剤の中にも
毒エサで待ち受けて殺すタイプ、
毒液で直接殺すタイプ、
忌避剤で寄せ付けないタイプとあります。
場合によって使い分けて、
有効活用したいですね。
奴らの習性を利用して撃退する
奴らの知能の高さを逆手に取った撃退法もあります。
まず、捕獲します。
そこがいきなりハードル高いですが、捕まえます。
そしてひとしきり恐ろしい目に遭わせて外に逃がします。
「えっ!?せっかく捕まえたのに!」
と思いますが逃します。
逃げ帰ったゴキブリは巣に帰り、
「あそこの家は恐ろしいから行かない方がいい」
と仲間に伝えます。それで寄ってこなくなると。
自分も実際試した訳ではないですが、
こんなので撃退できたらいいですよね。
家で遭遇し、仕留め損ねた場合
アイツら、動きが速いですよね。
殺虫剤も台所や寝室でかけまくれませんよね。
よって仕留め損なうことも多々あると思います。
そんなときにどうすればいいのか?
敵の死亡を確認しないで眠れますか?
もしかしたら寝てる間に口の中とかに入ってくるかも・・・
とりあえず、出現した部屋を隔離する。
ドアの隙間を新聞紙などで埋めて、
自分はほかの部屋に退避。
あとは、ゴキブリは夜行性のため、
電気をつけておくと大人しくなるらしいぞ。
これでひと先ずは安心なはずだ。
だが、敵はまだ生きている。
束の間の平和ということを忘れないでほしい。
まとめ。
我々人類も、策を弄してはいるが
敵もまた種の保存のため必死で抵抗してくる。
お互い決定打のでない泥仕合を
延々と続けているようなものだな。
決着はどちらかが滅ぶときになりそうだ。
そんなときでも人間はゴキブリを「絶滅危惧種」
として丁重に扱うことができるのだろうか・・・?