蚊に刺されに終止符が!自分、蚊に刺されても効かないんですけど。

皆さんコンニチハ!モミ夫です。

いや〜暑いですね!夏だ!

自分は去る7月15日、
我らが津久見・花火大会を観に行って
来たんですが予想を上回る凄さ!

最後に3500発(!)の連射でフィナーレ
だったのですが「ちょ、ちょっと大丈夫?」
と心配になるほどの大爆発に大興奮。

久しぶりに花火を見てよかったな〜、と思いました。

で、何で蚊の記事で花火の話?
なんですが花火に蚊って付き物ですよね(強引)

実際、セガレや嫁はたくさん刺されて
かわいそうな状態になっていました。

自分はというと・・・
効かないんだな、これが。
どういうことなのでしょうか。。。
ちょっと心配になってきたので調べてみます。

スポンサーリンク

昔はちゃんと痒かった

子供の頃はね。
蚊に刺されたらちゃんと腫れたし、
痒かったんですよ?

爪で「×」をつけたり、キンカン塗ったり。
よくしたもんです。

ですが、30歳ぐらいの頃かな?
隣がヤブで凄まじい量のヤブ蚊に襲われる
家に住んでて、それこそ車から降りた瞬間
腕を見たら既に三匹ぐらい噛まれているような。

そんな所に住んでいました。

 

あとは、その頃からかな?
アトピーに悩まされるようになりました。

他には20代後半にはバセドウ病も患いました。

あと、自分は鍼灸師です。

それらを踏まえて考えられるのは・・・

①蚊に刺されすぎて免疫が反応しなくなった。

②アトピーで既にアレルギーを起こしている為。

③バセドウ病による自己免疫の異常。

④灸で焼いたのが功を奏した。

⑤弛まぬ鍛錬で克服した。

んな感じですかね。では、追って見ていきましょう。

まずは蚊の生態を知ろう

蚊の概要

ハエ目糸角亜目カ科に属する昆虫で、
35属約2500種が存在する。

ヒトなどから吸血し、種によっては
伝染病を媒介する衛生害虫である。

卵→幼虫→蛹→成虫へと完全変態する。

二枚の翅(はね)を持ち、細長い体型で
頭は丸く、足は長い。

大きさは殆どの種で15㎜以下である。

飛行能力は低く、扇風機などのわずかな風で
飛行障害を起こす。

吸血について

全ての蚊はオスもメスも長い口を持ち
通常の餌は糖分を含む蜜や果汁である。

吸血は主にメスが卵を発達させる蛋白質を
得るために行う。

吸血の際、下唇以外の口吻を得物の傷に
突き刺し毛細血管を探り当てる。

蛋白質などの生理活性物質を含み、
血小板の凝固を抑制する唾液を注入したのち
吸血を行う。
この抗凝固作用がないと血が固まって
蚊自身が死んでしまうのだ。

この時注入される唾液が
人体にアレルギー反応を引き起こし
その結果として血管拡張などにより
痒みを引き起こす。

 

蚊が媒介する伝染病について

蚊によって媒介される病気による死者は
75万人におよび、
「地球上で最も人類を殺害する生物」
となっています。

ちなみに2位は人間で、
人間に殺される人間は47万5千人に及ぶそう。
こわっ。

 

主な伝染病は、マラリア、フィラリア、
黄熱病、デング熱、脳炎、ウエストナイル熱
チクングニア熱リフトバレー熱など、
錚々たる危険な病気が並びます。

中でもマラリアは2015年に
2億人以上が罹患して約44万人が死亡する、
危険度No.1の病気です。

地球温暖化の影響で熱帯が広がっており、
日本に上陸する日がくる、かもしれない。

スポンサーリンク

それを踏まえて・・・

蚊の唾液が、人体にアレルギー反応を起こす
と記しましたがそのアレルギーにも
即時型と遅延型というものがあります。

即時型アレルギーの場合、
体内に唾液という異物が侵入しようとすると
体がそれに抗する免疫グロブリン[IgE]を
作り出し対抗します。

こうして腫脹、発赤といった炎症症状が起き
痒みを起こします。

遅延型アレルギーの場合、
体内に侵入した唾液が
大食細胞・マクロファージに取り込まれ
T細胞の免疫機能が活性化されます。

この反応は刺された翌日以降に起こるため、
遅延型アレルギーと呼ばれます。

 

これらのアレルギー反応は先天的には
備わっていなくて、
蚊に刺されることによって後天的に備わります。

ので、赤子が蚊に刺された場合、
即時型の免疫がないため体内に蚊の唾液が
侵入します。
こうして原因物質に対して抗体などが
作られるようになり遅延型アレルギーが起こるようになります。

その後、繰り返し蚊に刺されているうちに
IgEが作られるようになると
即時型アレルギーが起こります。

 

また、免疫反応が未発達な小学生などは
即時型に続き遅延型も続発するといった
現象も起きます。

 

そしてここで聞き慣れない言葉が出てきます。
『無反応型』
これはいったい。。。?

慣れと・・・

免疫は、異物に対し排除しようとする力ですが
慣れてくると異物を同化できるようになるらしいのです。

残念ながら同化についての記述が
見つけられなかったので真偽のほどは定かでは
ないのですが、スギ花粉の「舌下免疫療法」
なんてのもあるぐらいなので慣れもあるのでしょうね。

 

ちなみに舌下免疫療法とはスギ花粉エキスを
舌下に含み、身体に吸収させることで
スギ花粉に対し身体を慣れさせる治療法です。

 

それに伴い異物に対する免疫反応も
何回か刺されていると大きな反応を起こさなく
なるんだそう。

そしてアレルギー自体も年齢とともに
弱まっていきます。

・・・あっ。

まとめ。

僕が蚊に対し抵抗を見せなくなったのは
僕が蚊の毒?を克服した超人類なわけでもなく
灸で蚊のアレルギーに対する画期的手法を
確立したわけでもなく、

蚊に刺されすぎたことによる
単なる慣れと老化。

う~ん、残念!
でもね、蚊に刺されに灸はマジ気持ちいいんで
機会があったらやってみてください!

というわけで先ほどの予想の結果は
①の「蚊にさされすぎたから」が
正解でした~。

スポンサーリンク